まみむめも!
(しかしなんで「まみむめも」なんだろうね~?)
間が開いてしまいましたが、予告通りちょこちょこ更新。
今回は、パンフレットに記載されなかったプレコン曲&アンコール曲について、編曲の方からコメントをいただきましたので紹介します!
プレ・コンサート
[Slide Show Part I&II] (編曲 TSUKASA)
ラグナが魔女と騎士の映画を撮る時に流れるBGMですがそこに至る経緯が実にアレなため非常にコミカルな展開を繰り広げてくれますが、こう言った曲も実は好きだったりします。
原曲はピアノのチューニングを狂わせたホンキートンクでの演奏になってますが、実は当初の予定ではアンコールでの演奏を想定していた為、PartⅡ以降はビゼーのカルメンを意識した仕様にしてみんなで楽しくドラゴンを倒そうをモットーに作っていたのですが、諸事情によりプレコンサートで演奏する事に…
それに伴って規模を縮小して演奏する事となりましたが、結果としてはSlide Showらしさがでてこれはこれで良かったと思います。
(この紹介はTSUKASAさんのブログから許可を取って転載させていただいています。Slide Show以外のTSUKASAさんが編曲した楽曲についてもコメントがありますので、興味のある方は是非!)
http://ameblo.jp/tsukasawebsite/
[Shuffle or Boogie] (編曲 Motoyuki Nishimura)
カードゲーム「トリプルトライアド」で流れる、手拍子が大変印象的な曲です。
対戦の最中にも関わらず、ついつい手拍子をしてしまったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
この手拍子を、なんとご来場の皆様にも演奏していただけるように編曲してみました。
さあ、皆様もご一緒に…パパン、パン!パパン、パン!
[ODEKA ke Chocobo/Mods de Chocobo] (編曲 Motoyuki Nishimura)
・ODEKA ke Chocobo
ファミコン時代のサウンドを思わせる、プレイステーションのゲームにしてはシンプルな曲。
テーマそのものはあまりにも有名ですが、ゲーム中ではとある場所でしか聴けないので大変貴重です。
このシンプルな音楽がそのまま、木管楽器のアンサンブルで奏でられるようにしてみました。
ところどころで奏でられる装飾音は、コチョコボがかわいらしく羽ばたく様を表現しています。
・Mods de Chocobo
やっとの思いでチョコボを捕まえた一行を迎えたのは、軽快でロックなサウンド!
副題の『featuring N’s Telecaster』から察するに、師匠のギターの音色も収録されているのでしょうか・・・?
この曲の持ち味である疾走感を保ちつつ、オーケストラの持つ表現力を織り交ぜることで、チョコボが駆ける壮大なFFVIIIの世界を表現してみました。
弦楽器、金管楽器、木管楽器が交代でアンサンブルしていく様は、まるでチョコボが色々な地形を駆けているかのよう。
アンコール
[Overture] (編曲 Motoyuki Nishimura)
おそらく大半のプレイヤーが一番最初に耳にするであろう、オープニングデモの音楽。
しかしサントラでは一番最後に収録されている意味・・・このゲームを最後までプレイした方には容易に想像がつくと思います。
管弦楽の魔術師ことM.ラヴェルの作品『ボレロ』を彷彿とさせる曲なので、編曲するにあたってはさらにそれらしさを出してみました。
これを機に、ゲーム音楽の愛好家たちがクラシック音楽にも興味を抱いてくれれば幸いです。